日本のGenerative artの過去・現在・未来
ENDED|TOKYO
Schedule
Date
Aug.12.2024
15:00-16:00
Venue
space EDGE
Link
https://www.youtube.com/watch?v=aODF6eKT8Uc&list=PLi60CG_gPoMJGueiYC7yNqk5i2eD2OOF1&index=3
Abstract
Tracing the trajectory from the beginning of computer art in Japan to 21st-century digital art and its connection to the current generative art scene, we will try highlight the prospects and issues for the future through dialogues with players in various fields.
日本におけるコンピュータ・アートの黎明期から21世紀のデジタル・アートの軌跡を辿り、現在のジェネラティブ・アートシーンへの繋がりについて、各分野で活躍するプレイヤーの対話を通じて未来への展望・課題を浮き彫りにすることを試みます。
Members
Ayumu Nagamatsu
Artist
ジェネレーティブアート、データドリブンアート、ビジュアルミュージックなどのスタイルや方法論、歴史の交差領域への関心から作品を制作。フリーランスのプログラマー・アーティストとしてリアルタイム・非リアルタイムの作品制作にたずさわり、複数のデジタルソフトウェアに精通する。また、美術系大学非常勤講師としてワークショップも積極的に開催。
hasaqui
アーティスト、リサーチャー
山之辺ハサクィ。アーティスト、リサーチャー。p5jsを用いたジェネラティブアートの制作や、それに触発されたドローイング作品の制作を行っている。またNFTやブロックチェーンのメディウムにフォーカスした展覧会『Proof of X』の企画などに参加している。NFTに関連する論考として「アートから見たNFTの可能性」(『The New Creator Economy NFTが生み出す新しいアートの形』、BNN、2022年所収)や、「NFTと「書き取りシステム」としてのブロックチェーン」(『Proof of X ーBlockchain As A New Medium For Art』、NEORT、2024年所収)などがある。
久保田晃弘
多摩美術大学
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授。「ARTSATプロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨の文部科学大臣賞(メディア芸術部門)。近著に『遙かなる他者のためのデザインー久保田晃弘の思索と実装』(BNN, 2017)『メディア・アート原論』(フィルムアート社, 共編著, 2018)『ニュー・ダーク・エイジ』(NTT出版, 監訳, 2018)『アナログ・アルゴリズム』(BNN, 監訳, 2024)など。
多田かおり
キュレーター
東京藝術大学大学院映像研究科博士課程修了(博士)。2013〜2024年、恵比寿映像祭(東京都写真美術館主催)キュラトリアルチームに参加。2020〜2024年東京都写真美術館学芸員。
恵比寿映像祭では、日本で観る機会は少ないが「映像」という概念を押し拡げるような作家作品の紹介を個人的なミッションとして、佐々木友輔、フォレンジック・アーキテクチャー、マーティン・シムズ、青柳菜摘、スタン・ダグラスなどの展示や、アマリア・ウルマン、ダンカン・キャンベル、揺動プロジェクト(企画:佐々木友輔+荒木悠)などの上映プログラムを企画した。
東京都写真美術館学芸員としては現代美術、映像、メディアアートなどの領域を横断しながら、私たちのものの見方の条件としてのメディアや技術を相対化させるような企画を試みた。「イメージ・メイキングを分解する」(2022)展企画。藤幡正樹、タマシュ・ヴァリツキー、木本圭子、Art Ex Machina(1972年発行のコンピュータ・グラフィックスによる版画集)などの作品収集や改修を担当した。